アルトフィールド音楽教室のブログが始まってから高田元太郎の教授活動についてこちらに書いておりますが、以前の高田元太郎公式サイト付属のブログ「クラシックギターへの道」にすでに掲載した内容でも貴重な内容についてはこちらに再掲載していきたいと思います。
 まず質問の多い”音大におけるギターレッスン”のことについて、2006年の記事を再掲します。現在は2012年で昭和音楽ギター大学にギター科が設立されて10年が経ったのですね。生徒たちは厳しいカリキュラムに着いてきてくれて、ほぼ毎年コンクール入賞者が出るのは頼もしいばかりです。

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音楽大学のギター科について
2006-05-25の記事の再掲載
 昭和音楽大学にギター科(正確には音楽学部弦管打楽器コースギター専攻)が設立されて4年目となりました。第1期生の熊谷俊之君と関澤ひろみさんはそれぞれ国内のコンクールで優勝・入賞するなどすでに結果を出しています。
 興味を持たれた方からよく「音大でのギターレッスンは普通のギター教室のレッスンとどこが違うのですか?」と質問されます。他の大学のことは知りませんが、少なくとも僕の場合は確実に違いがあります。
 僕がボリビア国立ラパス音楽院で4年間教授活動をしていたのはプロフィールにあるとおりです。ラパス音楽院の教授に就任したときに、まず行ったのはカリキュラム作成でした。そのカリキュラムは僕のウルグアイでの師、エドアルド・フェルナンデスがモンテビデオ国立音楽大学のために作成したカリキュラムを下敷きにしたものです。そして2003年から新設された昭和音楽大学ギター科にもほぼ同じカリキュラムを適用しています。
 具体的には各学年でAルネッサンス、Bバロック、C古典、Dロマンorセゴビアレパートリー、E近・現代 の各様式に分けられたグループから1曲選択して年間に合計5曲学習してもらいます。たとえば昨年の3年生が選択した曲目は
 A ファンシー(ダウランド)
 B プレリュード・フーガ・アレグロ(バッハ)
 C 序奏とロンド(アグアド)
 D 大聖堂(バリオス)
 E ソナチネ(バークレー)
でした。これは楽曲で,それ以外にエチュードを1年間にかなりの数譜読みしてもらいます。自宅レッスンやGG学院の生徒さんは趣味で習われている方も多いのでこういったカリキュラムを課すわけにはいきません。もっと自由に選曲してもらっています
 音大だとギターのレッスン以外にもちろん授業で和声、音楽史など音楽関係の授業がたくさんあるわけですが、僕がギター科の生徒のために受け持っている授業も個人レッスン以外にたくさんあります。週3コマ(ひとコマ90分)あるギター科合同授業。それにソルフェージュと室内楽が各1コマずつです。これらの授業内容についてはまた別の日の投稿で紹介したいと思います。
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またこちらのブログ(アルトフィールド)でもこの続きの記事を再掲載したいと思います。

(高田)

 
 


1件のコメント on 音楽大学のギター科について(再掲)

  1. YOSHIKI より:

    とても興味深いので、これから順次読んでいきます。

    ちなみに「ギターエッセイ」に綴られているギターとの最初の出会い、リッチー・ブラックモアのこと、リッチー池田氏のこと、その他諸々、とっくに全編読了しております!(笑)

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